●「のびろ」のあゆみ
「のびろ」は浦和整形外科診療所の院長先生のお力添えと、そこの患者だった身体障害者の「家族の重荷になりたくない」「自分の意思で自由に暮らしたい」という想いで誕生しました。
「生活の場」「働く場」の建設を自ら 駅頭に立っての募金活動、職員、保護者との古紙回収、バザー等で資金を集め「のびろ荘」「のびろ作業所」「第2のびろ荘」の建設運営を行なってきました。
昭和53年5月に最初の生活の場「のびろ荘」が開所し、昭和54年4月に働く場「のびろ作業所」が開所されました。
当初、「のびろ荘」は今では聞き慣れない「収容保護施設」という名称で、無認可経営でのスタートでした。今でいう、グループホームのはしりでしたが、当時の建物は条件に合うものではありませんでした。
「のびろ作業所」の方は社会福祉法人の認可がいただけ、社会事業授産施設という、こちらも今では聞き慣れない通所施設としてスタートしました。
その後、福祉構造改革などで、「のびろ作業所」は就労継続支援B型施設へ、「のびろ荘」「第2のびろ荘」は「生活ホーム」そして「共同生活援助」いわゆる「グループホーム」へと変貌を遂げてきました。
平成31年3月には40年近くお世話に なってきた「まりも会」から独立し、 「のびろ会」を立ち上げました。現在、就労継続支援B型、共同生活援助2棟を経営しております。
これからも、地域に根差した、福祉施設として活動していきたいと思っております。